はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 脚が痛くて走れない (症例から)
競技会が近づいた高校性です。
春から陸上の顧問が替わって練習方法も変わりました。
練習が始まって2週間ほどだが、アップで何本か走っていたが
脚の裏(大腿部の裏)が痛み出して走れなくなった。
治療院で電気をかけて貰ったが痛みが取れず夜間時間外に来院した。
左脚の裏の痛みが酷い。
アキレス腱を伸ばす動作と腰の前屈で痛みが分かる。
足首から下では左足を底屈させると膝の前が痛む。
左F1F6の刺絡で膝の痛みが取れた。
前屈の姿勢で痛む場所を探すと、大腿部裏に強烈な圧痛点が出た。
パイオネックスを貼ると痛みが少しずれた。
痛むカ所を追いかけて、500円玉ぐらいの範囲に7枚を貼る。
痛みが解消して帰る支度をしていたが、
「ところで今何をやっている?」と聞くと
短距離からハードル競技に変わったという。
もしやハードル越えは左脚を曲げる?「そうです」
パトリックテストの姿勢で左の股関節前面が痛む。
F2ラインF5ラインの足指の付け根に強烈な痛みが出ている。
F2F5の刺絡と圧痛点にハペパッチをはる。
脚の裏の痛みも股関節も痛みが取れた。
競技会に向けて本格的に練習ができると
明るい顔で帰って行った。