はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 歩くと痛い膝の内側 (症例から)
70歳前半の男性です。
歩くと左の膝の内側と時々お皿の前が痛みます。
膝にも圧痛点がありますが、いつもの足首足指から診てみます。
親指の関節周りに圧痛点が出ています。
経絡から考えてF2、F1が怪しいです。圧痛点もあります。
・・と、刺絡をしようと指に触ると足が引っ込みます。
親指の爪が巻爪になっていて、爪に触ると痛みが出ます。
治療室を歩いて貰うと指先を浮かせて歩いているような状態です。
経絡の流中と井穴の位置をお話しして
膝の痛いのは、巻つめから来る歩き方の悪さである可能性が高い
ことを理解して貰いました。
F1、F2は円皮針でトントン。F6、F4あ刺絡、膝の圧痛点(特にF2ライン)にはEAPで。
治療後歩くときの痛みはとりあえず改善しました。
爪の処置をしない限り再発は必死でしょうから病院へ行くことにしました。
昨日お会いしたら
整形外科から皮膚科へ紹介され、爪が食い込んで化膿しているからと
抗生物質剤を塗るように言われたが他の処置はなし。
最終的には実績のある形成外科を紹介しようと思う。
早く良くなりますように!