2019/11/29
肩こり　　(症例から）


６０才前の女性です。
肩こりがひどくて頭痛や吐き気がすると来院です。
整形へ行って調べてもらおうとしたが、いわれることや結果が想像つくし
接骨院では元に戻るのが早いから・・・鍼に来た！と。
なんと有り難く、珍しすぎるほどの患者さんです。
なんでもご両親が鍼治療が大好きで子供のころからなじみがあるとのこと。

手技で上部の頸椎や胸肋関節を調整するだけでも楽になるだろうと想像はついたが
鍼治療に期待されてのこと、針を使わなくてはと
首と肩のEAPから始めた。
トントンとした切皮のリズムが懐かしく気持ちがいいといわれる。
軽く吸い玉をかけてから、仕上げにH5H6の刺絡をした。
何か背負いこんでいたものを降ろすことができたと笑顔になっている。
内臓の調整、呼吸の改善をして終わりとした。

病院→整形→接骨院→「鍼にでも行ってみるか」のパターンが多い中
久々に気分の晴れる患者さんだった。
まだまだ鍼に期待し、良さのわかって下さっている人が見えることに
勇気とやる気をもらいました。
さぁ　今日も頑張るぞ！

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