はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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治ったら見ものだね・・・
心ない若い医者から、治らないと言われた84歳男性です。
ある病院で座骨神経痛と診断された。思うように歩けない。
「どうしてもなおしたい、自分で歩きたい・・」と訴えると
この状態で治ったら見ものだねと鼻で笑われたと。
あれから2年弱になるが、最初は1週間に1回の治療で
徐々に回数を減らし、現在は1ヶ月に1回治療している。
長く歩くと痛みは出るが、日常生活はまあまあだと・・・
薬もたくさんの種類を飲んでいたが、いまは1/3程度になった。
止めて影響のないものから止めましょうと提案して
担当医とあれこれあったようだが減らすことができた。
薬を止めたら皮膚の湿疹が出なくなったり、胃の調子が良くなったりの
恩恵?にも預かったという。
治療はF4F5の刺絡、百会とH6で交感神経を抑制するのを基本に
その時々の愁訴を取っていった。
直してやる~の前向きな気持ちが一番の治療だったのだろう。
もう少し元気で人生を楽しんで欲しいと願う。