はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 帰省でのんびり、アトピー性皮膚炎 (症例から)
帰ってくるとかゆいんです・・・
アメリカで仕事をしている30歳男性です。
鍼も初めてだが、肩こりと目の疲れがつらくて
お母さんに紹介されて暮に来院でした。
H5H6とH4の刺絡で即時、肩のコリが取れて驚いていました。
問診と良導絡からアレルギーの兆候があったので
H5F5の井穴刺絡をすると、時差ボケのような
だるさや頭重、目の周りの重たさが取れてスッキリでした。
井穴刺絡や鍼の話をして終わりました。
帰国?の前日もう一度鍼の治療を受けたいと予約が入りました。
毎年正月に日本へ帰ると2~3日すると体中がかゆくなるといいます。
アトピーの症状が出るのだが、アメリカにいると全くでないとのこと。
日本ではステロイド剤を塗ってしのいでいるようです。
アトピー性皮膚炎は副交感神経の異常興奮症状で
ゆっくりしたときのんびりした時にはスイッチが入ること。
甘いもの,脂っぽいもの、乳製品、ビールなどの炭酸や間食で
副交感神経興奮のスイッチが入ることを説明すると
ビールなどお酒は飲まないがあとは全部当てはまります・・・・と。
アメリカでは神経を使って仕事をしているが
久しぶりに実家でのんびりしたからですね・・・と納得されました。
アメリカでの食事や運動、生活習慣などを話して
H5F5の治療をして帰りました。
アメリカで元気に活躍されることを祈ります。