はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > ヘルニアといわれる腰痛 (症例から)
30歳後半の女性です。
2週間前に洗濯物を干しているときに
ギクッと腰にイヤな感じを受けた。
その日から左の腰から大腿部裏が痛み、
歩くも座るも痛くしかも仰向けに寝られない日が続いている。
整形外科では湿布と痛み止め、総合病院では
レントゲンを撮って腰のヘルニヤだと言われたが
痛みが酷く生活に支障あり。紹介されて来院です。
初診・・腰の動診では、左のお尻のホッペから
大腿具の裏がどの動作でも痛みが出ます。
腰の痛みは広範囲のぼんやりとした痛みでした。
左F4とF5ラインの指先と指の裏に激痛があります。
円皮針とハペパッチを貼ると10→5位になりました。
F4F5の刺絡で更に改善です。
腰のボヤとした痛みはF5H5で軽くなりました。
こんなに改善した?と笑顔で帰られた。
第二診・・腰や肩は良いが大腿部の裏に痛みが出る。
F4F5の刺絡と小指の円皮針とハペパッチ。
第三診・・大腿部の裏の筋がコチコチに凝っていて圧痛点がある。
左足の指先から外踝周辺の激痛点に円皮針とハペパッチを貼る。
前屈で苦痛であった大腿部裏がほとんど良い状態までになった。
F4F5の刺絡で終了した。
明日は総合病院で予約してあったMRIだからと
その後の様子を見ながら治療することにした。