はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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今日は右側が痛い・・・
1ヶ月に1回ほど健康管理のためお見えになる70歳男性です。
左の腎の疲れから左の背中が張り、
F3で改善したことが3回くらい続いたので
「機会があったら病院へ」と話していました。
血液検査とエコーを診たが異常なしとの見解だったという。
検査の数字に出る頃は壊れている状態だから
それまでにメンテしましょうと話したところです。
今日は右の背中と頸が凝り、体中が痛く重いという。。
車に乗っていると背中が、ドーンとしてきて頸がだるくなると言います。
動診をしても痛みは出てきません。
腹診で胃部の圧痛と頸の右に硬結があります。
この2点を目安に治療することにした。
左F1F6の井穴刺絡→胃部の圧痛は消えましたが、背中の違和感は残ります。
F4F5の井穴刺絡→背中の感じは変わりません。
百会の刺絡→これも改善の自覚はありません。
背中の起立筋の張りと頸の硬結にEAP→こりは半分ほどになりました。
これで終了しても多分改善に向かうと思われましたが
頸のこりが気になります。
頸と背中で2系列の低周波パルスを15分→筋肉のこりや張りは分からなくなった。
肩、背中、腰と筋肉の緊張(張り)が診られたので
時間まで吸い玉をかけました。
終わると、「身体が軽くなったよ」 と。
年度末で仕事が忙しく、長時間の車での仕事が
筋肉のこりになっていたのだろうか?
腎の調子を診ながら健康維持に努めたいと思う。