はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 左脚の外側痛と両腕の痛み (症例から)
脚と腕が痛くて仕事ができない・・・
介護施設で頑張っている50台前半の女性です。
左脚の外側が痛くて力が入らない。
両腕が痛くて(右>左)仕事にならずと来院です。
脚の痛くなった原因は介護動作の疲れなのだろうが、
特に変わった動きをした覚えはないと言います。
仕事の内容や勤務の内容をお聞きしていると
そう言えば、脚を踏ん張ったかも・・・
料理担当で包丁を握る時間が多いかも・・・
と、原因?が次々と出てきました。
脚の外側が痛いのだから、怪しいのはF5かF4 だろうと
左第4、5指にそって圧痛点を探す。
指の裏、指先、甲の圧痛点に円皮針とハペパッチをはる。
脚の屈伸で痛みはほぼ改善のようです。
F5,F4の井穴刺絡をして脚の治療は終了。
包丁を握り過ぎた腕の痛みは、回内で痛みが酷く出る。
右の第1、2指の井穴刺絡をする。
痛みはなくなったと言うが、孔最付近に強い圧痛点があるので、
ハペパッチを貼る。
手の平をグーパーすると、まだ動きに違和感があると・・。
拇指球の圧痛点と合谷に円皮針を貼ることで改善した。
左は右よりは良いが痛みはあるという。
右はH1H6の井穴刺絡で改善で、ハペパッチも不要でした。
いわゆる筋肉痛の部類だろうか?
わずかの疲れでも積み重なっていくと大変なことになってしまいます。
疲れをため込まないようにして欲しいですね~