はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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胃癌手術から6年、毎月健康維持のために・・・
月1回治療にお見えになる60代後半の女性です。
6年前に胃の1/3を摘出手術、直後から体調管理にお見えになっています。
当初はお灸や鍼、気功を交えてその都度の不調を取ってきました。
ここ2年ほどは月1回の治療です。
お陰様で手術後順調に回復され、今はほとんど問題ない状態です。
今日は良導絡のグラフで、胃腸の消化不良と疲れ、動悸、腰痛が指摘されました。
いずれも自覚症状と合致しているので順番に治療しました。
腹診で胃、肝臓、腎臓の部位に圧痛が出ています。
左F1F6,右F2F6,F3の井穴刺絡、
続いてF4と百会の刺絡
最後は左H3とH1の井穴刺絡・・・・
身体が軽くなってぽかぽかしてきたと帰られました。
良導絡の異常経絡と自覚症状がほぼ完全に合致した例でした。
全良導絡を測定すると、その時の異常興奮している経絡が分かります。
不問診ができるメリットですが、今日のように自覚症状と完全に合致する例はまれです。
通常は2割くらいは「実はここも・・・」と言われます。
良導絡の異常経絡と井穴刺絡の相関を解き明かしたく奮闘している今日この頃です。