はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 内蔵から来る腰痛 (症例から)
腰が痛いから・・・と72歳の男性です。
4年前に胃癌の手術。
2年前に食道癌と膵臓膿腫の手術を受けています。
共に術後の痛みはなく、食事が一度に取れないだけで
普段通りの生活をされています。
腰痛は2週間ほど前からで、朝起きるときが一番痛いという。
腰の動診では、前屈と左の側屈時が痛みが増してきます。
良導絡ではF1F2F6に異常がでています。
腰が痛いが、その原因は腰の筋肉よりも内臓ではないかと見当がつきます。
腹診をしました。
左の肋骨脇、臍の脇左に圧痛点が出ています。
もう一度腰を動かして痛みを確認後、
左F3の刺絡→臍の左横の痛みは取れました。
左F1F6の刺絡→左の肋骨奧の痛みも取れお腹が柔らかくなりました。
立上がって腰を動かすと「あぁ・・痛くない」でした。
患部の治療するまでもなくすっきりしたと喜ばれました。