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とんぼ鍼灸院 | 日記 | 内臓から来る腰痛NO2  (症例から)


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内臓から来る腰痛NO2  (症例から) (2016.07.25)

72歳の腰痛の患者さんが再び・・・

 
調子は良かったが、昨日から反対側が痛くなってきたと。
 心配だったから整形でレントゲンを撮って貰ったが、
 骨には異常ないといわれ、湿布とリハビリを指示された。
 骨さえ異常なければ鍼だと再来院されたわけだ。

 前回F2の異常がでていたが、腰の状態が改善されたのでF2の刺絡をせずに
 終わっていたのが気になっていたところだった。
 腰の動診では、後屈と右側屈で腰から背中にかけて痛みが出る。 
 今回は右肋骨際にかなりの圧痛が出ている。
 臍の横にも筋状に縦に硬結と圧痛が出ている。
 
 前回の治療で内臓の治療が完全に終わっていないと見える。
 右F2F6の刺絡→肋骨脇の痛みは取れたが臍の横に縦に痛みが残る。
 右F5の刺絡→縦に走っていた凝りと痛みが取れた。
 右F3の刺絡→全く変化なし。
 起きて腰を動かすと、痛みは取れたが腰に凝りと引張る感じが残る。
 左右F4の刺絡→やや良いがやはり引張る感じが残っている。
 腰の筋肉を見ると、右側の起立筋に明らかに左側と違う凝りが見られる。
 起立筋を中心にEAPで筋肉を解す。

 肝、胆の興奮で右側の腰(背中)に痛みが出ていたようで
 肝臓を押しつぶすような体位で痛みが増していたようだ。
 内臓7:腰の筋肉3ぐらいの原因であったか?
 いずれにせよ、1回目でもう少し腹診に注意を払えば良かったと反省です。
 
 年配者で限定できないような腰の痛みには、先ず内臓の不調からを疑ってみるべきだ。
 しかも用心深くひとつづつ、「刺絡したら変化を確かめる」の作業の繰り返しが良いようだ。 

 

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