はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
右足首が晴れて歩けない・・・
痛風と診断されている50歳前半の男性です。
左足首→左ひざ→右肩→右足首と順番に、2週間程の間隔で
痛みと腫れが出て動かなくなります。
その都度経絡を重視して井穴刺絡をすると痛みも腫れもその場で取れて楽になります。
H6F4で終了していました。
今回は右足首を中心に足の裏と甲が腫れ痛みもひどく
松葉杖で来院された。
腫れている足は相当な熱を持っています。
足裏の親指側と小指側に特に痛みを感じるといいます。
F3F4の刺絡をすると小指側の痛みと、土踏まずの痛みが半減しました。
F1F2の刺絡で痛みは3,4趾の甲に限定されてきました。
3,4趾の爪の両端を刺絡しました。
足踏みをしてもらうとほとんど痛みは改善されています。
同時にピカピカに熱をもって腫れていたのが、腫れも熱も改善です。
これには本人もびっくりでした。
話しているうちに、手に力が入らない・・・この雨の天気が気になる・・・と。
今までも気になっていたH5F5の刺絡をすることにしました。
握りこぶしに力を入れて力の入り方を覚えてもらいました。
F5の刺絡後に握ってもらうと「おぉ力が入る」でした。
H5の刺絡をするとさらに力が入ります。
今後は交感神経も副交感神経も抑制する必要がありそうです。