はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > げっぷと微熱 (症例から)
70歳前半の男性です。
体温35度前半、血圧上が90~100で通常?の方です。
お正月休みに風邪をひいてだるいので内科へ行った。
体温37度、血圧130であった。
医者に自分の平熱を話してもいつもの血圧のことを話しても
「異常ないです」「大丈夫です」・・・しか言ってってくれない。
俺は苦しくて医者に来たんだ!!と腹が立ったと。
薬も出たがのむ気にならないとも。
微熱の出る前にげっぷが出はじめ、頭痛が始まり、血圧が上がってくる
おかしいと計ると体温も・・・こんな症状が1週間で2回は出るようです。
いろんなお話しを伺いながら、心臓の手術(カテーテル)のあとからこんな状態であることが分かってきました。
先ずは交感神経を抑制し、肩こりや眼精疲労をとり、最後に副交感神経抑制の
H5F5の井穴刺絡で様子を見ることにしました。
治療は、肩と首のドライニードル、目窓とこめかみの刺絡、百会、H6F4の刺絡、
左H3とH1の刺絡、最後にH5F5の刺絡で終了しました。
治療が終わって、顔色に赤みが差し善くなったこと。熱っぽさが取れて頭や首周りがスッキリしたこと。咽も楽になり深呼吸ができるから楽ですと。
げっぷの頻度や頭痛の頻度を診て貰って来院していただきます。