はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 脳梗塞後遺症? (症例から)
70歳男性、7年前に脳梗塞で入院
その3年前には癌の手術をして見える。
50㍍もあるくと右脚からお尻が痛くなって歩けなくなる。
いつも休み休み歩いている。
病院では脳梗塞の後遺症だと言われている。
症状からは座骨神経痛の方が当たっていると思うが
とにかく歩けるようにとの要望である。
1ヶ月に2~3回のペースで4ケ月ほどが過ぎた。
先週は久しぶりにゴルフができたと喜んでいた。
治療はF4F5の刺絡と臀部の低周波パルス。
梨状筋の凝りを解すことと
陰部神経へのアプローチを交互にパルス治療である。
最初はF4F5の刺絡よりも低周波治療の方が効果を感じていたが
現在は井穴刺絡で十分反応がある。
症状の全てを後遺症のせい!はちょっと乱暴だと思う。が
患者さんにとっては理屈はどうであれ楽にして欲しい・・・
に尽きるのではないか。
痛い→楽になる→楽が続く→治る 急げば回れかもしれない!