はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 掌セキ角化症 (症例から)
神戸のPPS治療院T先生からの紹介55歳の男性です。
3ヶ月ほど前の強いストレスからか突然足の裏や踵に
痒みと角化が出始めた。痒みと皮膚が割れて痛い。
1ヶ月間位の海外出張まで10日間ほどしか余裕がない。
できるだけ治療を続けたいと話し合い、出発までに4回の治療ができる。
眼精疲労、肩こり、首こり、内臓の圧痛・・・と相当に酷い状態である。
治療は基本H5F5でその他の症状をどれだけ緩和できるかだと考えた。
初日 肩こりとH5F5の刺絡
2回目肩こり、眼精疲労、H5F5
3回目肩こり、眼精疲労、胃腸の調整、H5F5
昨夜は久しぶりにぐっすり眠れた。肌の状態も落ち着いてきて良い方向に
向かっていると思われるという。
一日置いて出張までの最後の治療ができるが、
約1ヶ月の海外出張中の治療をどうするか?転々と米、欧を回ると言うから
お灸は難しく、ソフトピソマか円皮針になると思うが思案のしどころだろう。
飛行機での頻繁な移動、各地での商談、気候気温の変動、食べものの変化・・・
と身体には最悪の条件であるが、H5F5の刺激をできるだけうまく入れるように
考えたい。