はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 内蔵から来る腰痛 (症例から)
50代男性です。
職場でのストレスから会社を休んで半年がたった。
週2回のジム通いで体調も良くなり元気を取り戻してきた。
2日前から急に腰が痛くなったと来院。
前屈と右回転で特に痛む。その他の姿勢では突っ張った感じがする。
「食欲も便通も快調だから内臓ではないだろう」と仰る。
お腹の圧痛をみると肝と右腎に出ている。
急な運動もしてないし思い当たる原因もないと言うので
「たぶん内臓からですよ」と右のF3の刺絡。
あれ、痛みが動いた!少し背中よりになった。
続いて右F2F6の刺絡。
あれれ、全く痛くないや!
時間があまったので肩こりに背中の吸い玉をする。
身体中が軽くなったと喜んでいたが
聞くと、週2回のジム通いが不定期になり平均で週1回程度になり
食欲も出て体重も増えたようだ。
気を抜かずにもう少し運動をしましょう・・・
しっかり汗をかいて太陽に当たって・・・と納得していただいた。