はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 履き物からくる膝痛 (前回症例から)
前回9月末に治療したの膝痛の患者さんです。
「調子よかったのですがまた同じように膝が痛くなってしまって・・・」と電話。
同じように痛むが今度の方が重症?かもと。
2日前朝起きたら膝が上がらなくて、痛くて・・・
足指や甲の圧痛点はF2,F6,中指、H5、F3ラインに激痛を伴って多数でている。
膝の内側とお皿の外に激痛点、太ももの内側の筋のも激痛点。
とにかく痛くて上がらないが、立ってしまうと楽になる。
激痛点に印を付けてから
F2,F6,中指、F5,F3,F4の刺絡→その都度痛みは前→外側→内側→前・・・
と動いていくが痛みは10→4→2と急激に改善されていく。
刺絡を2回ずつやったところで、残った圧痛点に円皮針を貼る。
F2井穴付近や膝の内側関節の広い部分にはハペを貼る。
「お陰で・・」、「いま冬野菜の種まきで忙しく使い過ぎでしょうかね」
・・長靴を履いて作業してます??
ズック靴だが、かかとを踏んで履いてます。家の中ではスリッパを履きづめ・・・
履き物で足指の関節を痛めていて、その痛みの表現が膝であることを説明した。
当初の圧痛点の印が指から甲にかけての関節、甲は足首との関節にきれいに並んでいる
ことを説明して納得して貰った。
家では鼻緒の付いた草履に、農作業はかかとを入れてしっかり結んで・・・
あと少しの冬支度を頑張って貰います。