はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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60才代の女性です。
年末の掃除を始めて初日、ちょっと高いところに手を伸ばそうと
踏み台に乗って踏み外した。
左の外踝を打ったようで動けないと緊急電話。
あいにく予約で時間がとれず、整形でレントゲンをとって貰うように伝える。
骨には異常なく痛み止めが出て、2日目に来院した。
踝を中心に赤く腫れ上がっていて、足首の外転と底屈で痛みが酷い。
片脚で立つと外踝中心に痛みが出る。
左足の指を指の先、指の腹、甲まで圧痛点を探す。
第2,3,4,5指に沿って痛みが出ている。
特にF6,F5ラインである。
圧痛の酷いところから円皮針を貼り、その都度立って貰って痛みの確認。
全部の痛みが消えるのに貼った円皮針は24枚。
F6F5F3F4の刺絡をして・・・次は円皮針の整理。
貼った順と逆に2枚ずつとっては立つ・・・と繰り返し
残った圧痛点にハペパッチ4枚を貼る。
治療後は立っても足踏みをしても痛みは出なくなった。
様子を見ながらぶり返すようなら電話を貰うことにした。