はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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お正月明け小学6年生が肩こりで来院した。
すごく優しくて良く気のつく子で同年代から比べて見ると
気を遣いすぎているだろうと思うほど良い子だ。
刺絡は?聞くと「治るんなら我慢する!」と神対応。
か細い指を見て円皮針とハペパッチの治療に切り替えた。
頭の横倒しで右の肩に、振り向きでも右がわに痛みが出る。
右のH5H6の井穴に円皮針を貼って両方をリズムよくトントンした。
40回ぐらいして動かして貰うと「良いみたい」と。
肩に触ると筋張った硬結が両方にある。
これは?と圧すとかなりの圧痛がある。
圧痛点にハペパッチを貼り再検査をすると、
「あぁいいです」と。
聞き方を変えて
「未だ痛いところがあるはずだが何処かな?」
慎重に口を開けて未だ少しここが痛いと肩胛骨よりのポイントを示した。
ハペパッチを貼って痛みは取れた。
机に向かう姿勢や歩き方などを注意して終了。
小学生の思いやりと遠慮深さに脱帽でした。
きっと素晴らしいレディーになりますぞ!