はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 頸椎ヘルニア? (症例から)
60才代の女性です。
15年以上前に頸椎ヘルニアと診断され
それ以後頸に負担を掛けないようにあまり動かさないでと指導されていた。
肩こりが酷く横倒し振り向き前後屈などで痛みがあるので
余計に怖くなって動かすことを控えてきた。
頸の前の筋肉や肩の上から後ろに掛けて凝りがひどい。
胸鎖乳突筋にハペパッチを4まい、頸の後ろの凝りに円皮針5枚を貼る。
手技で頸椎から胸椎に掛けての調整をして肩胛骨間部の凝りにアプローチ。
腕の動きや頭の動診が楽にできるようになった。
最後まで残った右の肩こりに右H5H6の刺絡をして完了。
頸や肩周りのハペパッチと円皮針を整理して終了した。
頸椎ヘルニアの恐怖から脱却すべく日常での頸の運動と
定期的にメンテをするようにお話しした。
「頸」を意識することなく生活できるようにしばらく治療しつつ様子を見たい。