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とんぼ鍼灸院 | 日記 | 脚のつり、だるさ  (症例から)


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脚のつり、だるさ  (症例から) (2019.08.01)

50代の女性です.
2~3月前から徐々に脚がつる回数が増えてきた。
この頃はだるくてだるくて手足に力が入らない状態が続いていると来院です。

自覚症状は冷え性と言われるほか別に感じていないが、
しいて言えば呼吸が浅いと感じる時がある。

良導絡で調べると全体に副交感神経の亢進状態と手の陰経の亢進が見られる。
症状と一致するのでまずは両ひざの上げ下ろしと両手の握りの感覚をみた。
膝の挙上も少し抵抗を加えると上がらない。
私の指を握ってもらうが力が入らない。

H5の刺絡で足も手も見違えるように力が入る。
左H3で呼吸が楽になったが右H3は変わらず。
H1の刺絡で呼吸はさらに楽になる。
肩こりはH5H6と百会で改善。
最後にF5の刺絡をして終了した。

1週間後お会いしたらその日はとてもだるかったが
次の日から見違えるように楽になったと喜ばれた。
脚のつりやだるさは血流不良から来ていてH5F5で改善したのではないか。
呼吸の浅いのも心臓や横隔膜周辺の狐狸から来ていたのではと思う。


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