はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
80代男性です。
頸椎ヘルニア、腰椎ヘルニアの手術歴があり3年前に人工心臓をいれた。
2年前に脳梗塞を患い右にやや不自由さが残っている。
右肩が痛く腕が水平より上に上がらない。
夜間痛もあり何より肩が痛いのがつらいと来院された。
身体が冷えている上に痛み刺激に弱く刺絡は全くできない。
肩のほか首のコリがひどく頭がほぼ動かない。
体中がコチコチというところである。
つらいと思っている順に、今回は肩と首に集中した。
H6F4に円皮針を貼って
首の凝りにハペパッチを貼る。
首の前、横、後ろから肩へ20枚近くを貼った。
最初カチカチに張っていた首周りの皮膚にたるみが出てきた。
肩は極度の五十肩様になっていて動かない。
肩甲骨周辺、胸、鎖骨周辺の筋肉を緩め(整体)ながら
H5H6H1H4ラインの圧痛点に円皮針。
最後はキネシオテーピングをしることにした。
痛みはゼロではないが来た時よりずっと楽になったと
「うん、うん」と笑顔で応対するようになった。
テーピングが思いがけず奏功した感じである。
夜間痛がなくなるのが最初の目標であり
3日後の予約で帰られた。
が痛みがないことを祈るのみである。