はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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板垣退助と高知城
五十肩
病院で80才の五十肩と言われたおばあさん。
左腕の挙上と水平伸展ですごく痛む。
首の動きでは顕著な痛みは出ない。
左H3,H4の刺絡で「おかしいな、痛くないな」と不思議な顔。
続けてH2の刺絡。「治った治った」と言われる。
が、要注意!
お年寄りはとにかく我慢強いので、少しの痛みがあっても治ったと言われる。
「まだ痛いでしょう」と問いかけると
右の肩に手を回すと腕の外側に痛みが残っている。
H5の刺絡で楽になった。
80才の五十肩が・・・
時間があるので「他に辛いところは?」と・・・
近頃特に左目がショボショボすると言われる。
左右の見え方に大きく差がある。
後頭部、目窓、百会、F2の刺絡のフルコースをするもまだ左目がぼやけている。
左のこめかみにチョット広範囲に刺絡して
3号の吸い玉で胡麻粒より少し大きく10回吸引した。
これが効いたようで、今までのぼやけやショボショボが改善された。