はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
うつ病
うつ病の診断から6回目の治療です。
40代後半で仕事を熱心にしていた女性です。
一進一退の状態から気分も良く明るくなりました。
肩こりと眼精疲労から目の奧が痛いのが併発していました。
鍼は初めてで恐怖心があり、なおかつ背中を触られるとぞくぞくして我慢できません。
吸い玉は何とか我慢できます。
バンキーと井穴刺絡で対応しました。
背中から肩の筋肉の凝りには吸い玉を。
刺絡は、百会、左H3などで最後にH5F5の刺絡で終了しました。
最初4回は毎日、次は3日空けて今回で6回目です。
肩のこりも眼精疲労も解消しています。
気分も良くなり本人も4月から仕事を始めたいといいますが
病院では渋い顔をされています。
良導絡のグラフでも他の症状は取れていますが
H4H5H6の抑制がつづいています。
気分も意欲的になり、明るくなりましたが
経験からこの時期の行動は慎重にして欲しいとお話しました。
うつ病では一時期気分が軽くなって本人も治ったかのように錯覚します。
治療を止めてしまう人や仕事に復帰してまた無理をしてしまう人が多いのです。
この時期は慎重に治療を続け、
日頃の生活習慣の改善度をチェックして欲しいと思います。
長い人生の中の1ヶ月間を焦って元に戻るよりも
完全に自分の生活習慣を見直してから再出発した方が
長い目で見て正解・成功だと確信します。
自信を持って仕事に復帰できるまでフォローしていきます。