はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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視力減退
中学に入ってから急に視力が落ちた女子中学生です。
秋の検査で視力が0.15になってしまって、いつも眉間にシワを寄せているからと
お母さんが相談に見えました。
運動クラブで真っ黒に日焼して健康そのものです。
1年前に後頭神経痛と診断されたときは眼精疲労を取るだけで回復しました。
お話しをお聞きして今回もたぶん・・・眼精疲労から来ているかなと。
天井の視力表は両目で2段目しか読めません。
F2の刺絡をしようとしたが、冷えていて出血しないし痛くてできません。
百会の刺絡をすると、上から4段目まで読めるようになりました。
コントラストもはっきりとして明るくなりました。
目窓付近の刺絡をしましたが余り変化がありません。
顔面の額に8本の円皮針を貼りました。
さらに4段目下まで読めるようになりました。
最初からだと6段下まで読めるようになったわけでお母さんも本人もびっくりです。
その上頭や目の回りがスッキリして「良い気持ちだ」と言います。
クラブで遅くなり通院もままならないようです。
パイオネックスの黄色でお母さんに顔面で眼精疲労の治療をして貰います。
2週間に一度は来院して全体の調整をすることにしました。
次回は脚をよく温めて、F2F6F4の刺絡をしてみたいと思います。