はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
内股が痛くて・・・
肩こりの治療でお見えの54歳の女性です。
右の脚の付け根、内側が痛いと言います。
パトリックテストで内側外側に痛みが出て45度ぐらいしか開きません。
肩こりや眼精疲労などの治療の後で
右足の親指F2ラインの圧痛点を探すと
親指の横と中足骨分かれ目の甲に激痛があります。
指の横は円皮針、甲はソマセプトをはって
足を組んで貰うと、内側の痛みは3分の1になりました。
外側の痛みが酷くなったと言います。
薬指F5の圧痛点を探すと、指の腹と甲、踝の斜め下にこれも激痛点があります。
指には円皮針、甲にはソマセプトを貼ります。
足を組むと痛みは内外ともほとんど感じませんが、
関節が何となく硬い感じと言います。
F2F5の刺絡で痛みは完全に取れ
脚も水平以上に開きます。
脚の冷えのひどい方でしたが
何とか刺絡ができました。
ファインタッチを使っていた頃だとたぶん痛みで悲鳴?だったかも?
ハイタッチになって痛みもなく刺絡ができるのは
患者さんはもとより治療する側もストレスがなくなったと感じます。
以前の刺絡で「痛い」と感じて敬遠されている方に
新しい痛くない器具ができましたよ!
とお伝えしたい気持ちで一杯です。