はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
手首から肘にかけて痺れるようにいたい
70歳の男性でソフトボールの現役組。
3年前に階段から滑り落ちてから
両腕の手首から肘にかけて痺れて痛む。
寒くなったり天気が悪いと痛みが増すようだ。
右膝の内側を打撲して痛むが5~6年前には
腓骨を骨折しているし左の足指はヒビが入ったことがあるようだ。
肘の痛み、しびれはH3H4ラインに集中しているが
今は手首を回しても捻っても違和感すら出てこない。
肘の内側に3点直径5㎜ほどの圧痛点があるが
押さると痛みがほんの少し和らぐような気がする。
他には圧痛点が出てこない。
肘の内側圧痛点にはソマを貼りH3H4の刺絡。
足の親指外側と内側の激痛点5ヶ所に円皮針。
薬指のF5ラインに指裏、横、甲に円皮針を貼る。
F1F2F5の刺絡で足の症状は取れてきた。
痺れ、天気で痛むことから仕上げはH5F5の刺絡をして
1回目は終了しました。
2日後の治療も基本的には同じでしたが、肘のしびれは殆ど取れたようだと言います。
3回目の治療で足も肘もほとんど改善されたようです。
その場で痛みが再現できないような疾患は自律神経の不調から
来る場合が多いが、今回も膝は体性神経神経の不調からで
肘は自律神経の不調が原因ではないかと思われる。
10年後越のしびれが3回で楽になったと喜ばれたが
案外こんな悩みは多いのではないだろうか?