はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
膝が痛く正座ができない
61歳男性です。定年になってアルバイトをしています。
3年ほど前から右の膝が痛くて正座ができません。
正座をしなくて済んでいたのですがアルバイトで時々必要が出てきて・・・
当時(3年前)整形へ5~6回通ったしレントゲンを撮ったが膝は異常なしでも
全く治らなかった。
正座をしようと曲げると45度位で膝の前と外側に痛みがでます。
ベットから足首を出せばしっかり正座ができます。
痛めているのは膝ではなくて足首ですね!というと
そう言えば疲れてくると足首が先に痛みます・・・と。
右足の薬指と中指人差し指を指の先から足首まで圧痛点を探しました。
中指薬指小指の足指の裏に激痛が出ます。
甲では2~3、3~4、4~5指の中指骨間にも激痛が。
それぞれに円皮針を貼って正座をして貰うと・・・
「なにこれ!」 しかり座れて左右に体重をかけても大丈夫です。
たった数個の円皮針で正座ができるようになったので
患者さんは未だ本気にしていません。
今日はこれで終わりましょうというものの
H3やH2の刺絡で呼吸の具合を体験し、こめかみの刺絡で
眼精疲労を取った後のすがすがしさを体験して貰いました。
今日は円皮針の威力に患者さんと共に感激したところです。