はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 前額痛その2 (症例から)
眉毛に沿っての前額痛 9/4記載のその後
責任ある立場の営業職で時間が取れず
日曜日の今日臨時治療で6回目です。
3回目の治療でH6F4で痛みが軽減されるようになった。
5回目までどうしても時間が取れず2週間が経ち
その間の長期出張などでクタクタになって来院された。
5回目は背中から肩首筋までカチカチでパルス、吸い玉、EAPで何とか緩めた。
その後頭部刺絡を20ヶ所近く行う。
胆経と膀胱経に当たる頭部を指で押さ圧痛点にマークしてから
頭部刺絡を順番におこなった。
後頭部分の圧痛点に反応が出て、左半分の痛みが激減しだした。
前額部分の眉頭、陽白、太陽付近の反応も良く
終わる頃には左の痛みはほぼ取れて右側に残るも
来院時とは比べ物にならないほど軽減したと驚きの声を上げた。
こんな気分になったのは何年ぶりか?の程に軽減した。
この後また忙しくなってしまうと言うので
日曜日の今日治療となった。
左側は全く痛まない。右は痛みは残るが先日来の軽減された程度である。
肩こりが残るので腰、背中、肩に水玉をかけてから
頭部全体を経絡に沿ってノイロメーター で反応点を見つけマークした。
数的には左>右側に反応点がでた。
右半分から順番に頭部刺絡をして効果が出たところへは5番鍼で置針した。
後頭部前額部と刺絡していくと、極めて良、やや良、まあまあ位で反応に差が出て
右側の痛みも徐々に軽減されていった。
目頭の刺絡で大幅に軽減、押さえて違和感が残るのでソマレゾンをはる。
と「左ほどではないが右も痛みが取れてきました」と言う。
左側も同じように刺絡をしていくと、前額部へ移る頃には「一段と良くなった」と。
左も眉頭付近が効果があるようだ。
仕上げにH6F4の刺絡をすると、また一段とスッキリしたと笑顔が出た。
次回も2週間近く空いてしまうが、少なくとも今の状態を保っていて欲しいものだ。
5回目でようやく良い反応が出た前額部の痛みの症例でした。