はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
寝ていて「痛い痛い」と奥さんが連絡です・・・
47才男性です。4月頃から左の肘が痛くなった。
奥さんが、寝ていて「痛い、痛い」と辛そうなのでと予約されました。
重いものを持ったり指先を使う仕事で病院では筋肉痛と言われた。
整形外科で肘の筋肉へ低周波をかけているが、
十数回も治療しても一向に変わらない。
湿布で皮膚がテカテカになってしまったと言います。
手首の背屈で肘の内側に痛みが出ます。
そのまま人差し指を伸ばすと肘の外側に痛みが出ます。
強く肘を曲げると肘関節の真ん中に痛みが出ます。
その他の動作では軽い痛みとしびれ感があります。
肘の外側の痛みにH1H6、内側はH3H4、手首背屈の痛みにH2
肘を曲げた痛みにH5と順番に刺絡をしました。
それぞれに効果改善がありましたが、
最終的に痛みは尺沢付近と小海付近に絞られてきました。
筋肉がコチコチになっています。
箸の頭で慎重に圧痛点を探し円皮針を貼りました。
「あれ おかしいな」と言いながら肘を曲げたり伸ばしたり・・・
痛みが取れたようです。
眼精疲労があるので百会、目窓、こめかみの刺絡をしました。
終わりにしようとしたら「腕が重くなった・・・」と言います。
小海より5ミリほど手首よりに圧痛点が出ています。
円皮針を貼ったら・・・改善です。
「鍼はスゴイや」と笑顔でお帰りになりました。