はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 慢性的な肩のこり (症例から)
若いときからの凝りだから・・・
腰痛で来院中の70才の男性です。
腰の痛さが一段落して、肩が凝って居いるんだがこれは取れない・・・と。
慢性的に凝っていて何処へ行っても改善しないから、
もう一生付き合っていくつもりだったと言います。
横倒しと振り向きに突っ張った感じが強く出ます。
H5H6の刺絡をしましたが半分ほどしか取れません。
「いつもこんな調子ですぐに戻ってしまう」そうです。
肩の上とちょっと後にコリコリの筋肉(筋)があります。
良導絡の電気鍼(EAP)で解すことにしました。
凝っている筋にEAP5~7秒を10ヶ所くらい、
首の付け根の最も凝りのあるところへは、EAP15秒と雀啄を加えます。
横倒しができるようになりました。
胸の前と胸鎖乳突筋には、切皮程度で3秒ほど・・・
振り向きも改善です。
再度H5H6と百会の刺絡で全体の動きがスムーズになりました。
ここ何年かほぐれることがなかったが、非常に調子良いと言います。
コリコリにはEAPが有効だと感じた症例です。