はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
TOP > とんぼ鍼灸院 日記 > 台風の影響で頭痛、胃痛、眼痛 (症例から)
起きられないほどのだるさ・・・・
48才女性です。
台風が近づいてから「病人になってしまった」と電話が入りました。
一昨日から、朝起きれないほど辛いと言います。
頭痛、お腹が張って食事が取れない、眼がショボショボと明けていられない・・・
この2日間はホントにおかしいんですと訴えます。
良導絡ノイロメトリーでは肩こりの症状が少しと全身の交感神経が抑制されています。
問診票からは副交感神経異常興奮の症状にほとんど丸がついています。
台風が近づいて低気圧による副交感神経の異常興奮に違いありません。
肩こりにEAPをほんに軽く散針的にしてから、背中~肩へ軽く吸い玉をかけました。
お腹の症状はお臍のやや上部と臍の左が硬く、肝臓部に痛みがあります。
左F1F6,右F2F6の刺絡、左F3の刺絡で柔らかくなって、
グルグルとお腹が動き出しました。
眼精疲労は百会と目窓の刺絡をしました。
起きて貰うと頭も眼もすっきりです。
早く来れば良かったと言いながら顔色も明るくなりました。
低気圧による副交感神経の異常亢進から最後はH5F5です。
とここまでやって、「これでは判別診断ができていない」と気がつきました。
本当に低気圧の原因だったのか?
改善して良かったものの 先入観はダメだ!! の大反省でした。