はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
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座骨神経痛と言われたが・・・
82歳男性です。
病院で座骨神経痛と言われ、右脚のお尻から下肢までの外側が痛みます。
膝を曲げると膝裏にかけて痛みが出ます。
右足の小指薬指に沿って圧痛点を探すと
膀胱経と胆経の流注にそって見事に圧痛点が出ました。
圧痛点を押さえながら痛みの変化を訪ねるのですが
どこを押さえると変化が出るのか良く解りません。
膝の後側の痛みに膀胱経にそって円皮針を貼っていきました。
足首まで4ヶ所を貼ったところで、下肢外側の痛みが取れたと言います。
お尻から太ももにかけての外側と膝裏に痛みが残っています。
胆経に沿って足指から外踝前まで4ヶ所に円皮針を貼ると
痛みはお尻のほっぺのみとなりました。
梨状筋に当るところが凝っています。
3番針でちょっと深めのEAPの雀啄を加えました。
これでいままでの痛みが改善です。
この効果が何日持つかを見て貰って
痛みが出たらすぐ連絡して貰うことにしました。
しばらく治療を続けたいと期待と共に帰られました。