はり灸・井穴刺絡・良導絡・気功・吸い玉など手技療法を組み合わせ自律神経のバランス調整を行います
のどが痛い、頭が重い、集中力がない・・・
小さい頃から蓄膿症があった30歳女性です。
気にならなかったのですが1ヶ月ほど前に風邪を引いてから
症状が出てきた。
他には花粉症で鼻水がズルズル、ヘルペスも経験している。
副交感神経の異常興奮から来る症状だと言う話をしてから、
一番辛い鼻の回りの違和感、咽の痛みを目安に治療に入る。
蓄膿には良導絡は居髎からの電気鍼が特効だと言われているが
最初であるし顔面のEAPは次回からにした。
眉間、鼻の横、頬に押さえるとイヤな感じが出る。
おそらく膿がたまっているところだろうと考えられる。
F1F6の刺絡、H1H6の刺絡で咽のヒリヒリ感が軽減した。
鼻の迎香付近に美容針で使う5分針を置針、陽白、四白付近の圧痛点に
円皮針を貼って10分ほど。
鼻のとうりが良くなったという。
症状を確認してH5F5の刺絡をする。
頭痛や咽の痛み鼻つまりは軽減され、頬の中の違和感が少し残る程度になった。
自律神経が関係しているからしばらく治療を続けたいが
仕事が終わってからは距離的に無理だし自分で刺絡する勇気もないし・・・
円皮針で何処まで継続できるか疑問を持ちつつ次回まで待つことにした。
やれば楽になることは分かっているが通院できない理由がある?
と言って自分ではできない・・・もっとお役に立てる筈なのに
力不足、限界を感じた症例でした。